旅2日目:乳頭温泉→角館→盛岡→花巻

朝ご飯は、また囲炉裏を囲んで、
岩魚の鶴の湯自家製味噌漬けの炭火焼など、
またまた土地のもの盛りだくさんでした。
少し水分多めのごはんなのですが、
お米が甘く、白米もついつい進んでしまいます。

さて朝食を済ませてチェックアウトの前に、
鶴の湯別館宿泊者は本陣の湯にも入浴する事ができるため、車で移動してかの有名な白濁した露天風呂目指して、大雪の降る中本家本元鶴の湯へといってきました。


ものすごい大雪で、とても寒いです。
風情ある露天風呂も、もっとも有名なあのお風呂は混浴であるため母であるワタクシは遠慮しまして、女性専用風呂のみ入浴しました。
環は朝から寝たきりでしたし、この寒さでお風呂にいれるのもよくないと判断して、夫婦交代で、お風呂にはいってきました。

真っ白、なのですが少し青みがかっていて、そしてものすごい硫黄の臭い。ですがお肌にすっと馴染み、とても身体があたたまります。これぞ大地の恵みですね。

チェックアウト後、桜と武家屋敷の風情ある町並みで有名な、「みちのくの京都」といわれる角館へ、新幹線に乗って移動しました。ここもまた、雪で冷えきった町並みで、東京の温暖な気候に慣れた私たちには寒すぎます・・・。

せっかくなので土地のものを、と、文中という稲庭うどんのお店へいきました。
あたたかいつけ汁にいただく形式でうどんをいただきましたが、麺がつるりと光ってすごくコシがあり、お出汁も比内鶏のそぼろが少々、薄味で上品です。
セットについていたおこわも、とても美味しくあっという間に完食してしまいました。

お店も古民家を改装したようなあたたかいつくりでタマも床におかれてようやく自由を手に入れられた事が嬉しかったようで、ずっと雄叫びをあげておりました。

次いつこられるかわからない土地ですからと妙に食い意地がはってしまい、盛岡へもどってぴょんぴょん舎にて冷麺と温麺をいただく。
またまた雪吹きすさぶ中、車で本日の宿、宮沢賢治縁の花巻温泉まで。

移動の多かった一日でよっぽど嬉しかったのでしょう。
夕食を終えて部屋に戻り、用意された布団にタマをおいた瞬間、
満面の笑みを浮かべました。
よっぽど布団が好きなのでしょう。
「布団ベイビー」、と名付ける事に致しました。



by 母